おはぎとぼた餅の違いは季節・あんこ・形?夜船・北窓も同じ!
2020年3月3日放送の『この差って何ですか?』は「おはぎとぼた餅の差」
私はおはぎが大好きなのですが、ぼた餅との違いは何でしょう?
また、他にも
- 夜船
- 北窓
と呼ばれるあんこのついたお餅があるのをご存じですか?
おはぎとぼた餅の違い、夜船・北窓とはどう違うのか、詳しくまとめています!(^^)!
大人気おはぎの通販・お取り寄せはできる?

内のしと外のしの違いは?

おはぎとは?
秋のお彼岸に食べられるのが、「おはぎ」です。
おはぎの名前の由来はなに?
「おはぎ」という名前の由来は、「萩の花」。
小豆の粒が散らばっている様子が萩の花が散って地面に落ちている様子から「萩の餅」と呼ばれるようになったそう。
「萩の餅」は小さく上品に作られたことから、丁寧な言葉で「お萩(おはぎ)」と呼ばれるようになったと言います。
おはぎを作る季節は?
おはぎは秋のお彼岸の時に作られます。
「おはぎ」の名前の由来であり、秋の七草のひとつである萩の花が咲くのは秋なので、おはぎは秋のお彼岸に食べられるようになりました。
おはぎのあんこの種類は?
おはぎに使われるあんこは「粒あん」です。
秋に収穫したばかりの小豆は皮が柔らかくそのまま皮も潰して食べられることから、秋に作られるおはぎには粒あんが使われていました。
おはぎの形は?
おはぎの形は、細長い俵型。
これは、萩の花の形を真似していると言われています。
ぼた餅とは?
春のお彼岸に食べられるのが、「ぼた餅」です。
ぼた餅の名前の由来はなに?
「ぼた餅」という名前の由来は、「牡丹の花」。
小豆を牡丹の花に見立て「ぼたんもち」と呼ばれていたのが「ぼたもち」に変わったと言われています。
昔は小豆は高級品だったので、食べられるのは年に数回だけ。
集まった人たちに振る舞うおもてなしとして、おはぎを大きく作るようになったそうです。
そうして作った大きなおはぎを大きく華やかな春の花・牡丹に例えたため、次第に春のお彼岸に食べるものを「ぼたんもち=ぼた餅」と呼ぶようになったといいます。
ぼた餅を作る季節は?
ぼた餅は江戸時代から、春のお彼岸の時に作られるもの。
おもてなしのために大きく作ったおはぎを、春の花・牡丹にたとえたため、ぼた餅は春のお彼岸に食べられるものとされています。
ぼた餅のあんこの種類は?
ぼた餅に使われるあんこは「こしあん」。
これは秋に収穫した小豆の皮がぼた餅を作る春には固くなってしまうので、皮を取り除いたこしあんが使われていたためです。
ですが現在では小豆の品種改良や保存技術が発達したことから、季節に関係なくいつでも粒あんが作られるようになりました。
そのため、今では粒あんのぼた餅も春に食べられるんですね(^-^)
ぼた餅の形は?
ぼた餅の形は、大きな丸い形。
これは、牡丹の花の形をかたどっていると言われています。
おはぎとぼた餅の違いはなに?
おはぎとぼたもちの違いをまとめます!(^^)!
おはぎ | ぼた餅 | |
由来 | 小豆の粒を萩の花に見立てて | 大きなおはぎを牡丹の花に見立てて |
季節 | 秋 | 春 |
あんこ | 粒あん | こしあん |
形 | 小ぶりの俵型 | 大ぶりの丸 |
このような違いがあるおはぎとぼた餅ですが、現在では分けて呼ばれることも少なくなっています。
また地域によっては、
- 米の種類 うるち米:おはぎ もち米:ぼた餅
- きなこをまぶす:おはぎ あんこでおおう:ぼた餅
と呼び分けることもあるようです。
おはぎとぼた餅/夏は夜船・冬は北窓
作る季節で呼び名を変える、おはぎ(秋)とぼた餅(春)。
実は夏と冬の呼び方もあるんですよ♪
おはぎ(ぼた餅)は杵でつかないという「搗(つ)き知らず」と、夜に船が着いてもわからない「着き知らず」をかけている。
おはぎ(ぼた餅)は杵でつかないという「搗(つ)き知らず」と、北窓は月が見えないという「月知らず」をかけている。
なんとも風流ですね~(*‘∀‘)
日本語の美しさを感じますね!
大人気おはぎの通販・お取り寄せはできる?

内のしと外のしの違いは?

コメント