のら猫とどら猫の違いは?盗むかどうかで決まる?語源・由来も調査!この差って何?10月22日
10月22日放送の『この差って何ですか?』は「言われると気になる!この差ランキング!!」
映えある第1位は、「のら猫とどら猫の差」
どちらも飼い猫ではなく、外で見かける猫に使う言葉ですが、明確な違いがあったんです(^-^)
今回は「のら猫」と「どら猫」の違いと、その語源・由来について調べました♪


のら猫ってどんな猫?
まずはのら猫について調べました!(^^)!
「のら猫」とは、『飼い主がおらず、宿が定まっていない猫』のことを指す言葉です。
外で見かける猫は、だいたい飼い主がいない「のら猫」であることが多いですね(^-^)
のら猫の語源・由来は何?
のら猫の「のら」は、漢字で書くと「野良」
この「野良」ですが、「のらりくらりしている猫」からとったようです。
「の」は畑などを指す「野」、「ら」は「良」の字を当て、「野良猫・のら猫」と呼ばれるようになったそうです。
「のら猫」という言葉は、「飼い主もおらずふらふらと畑などを歩いている猫」という意味で使われているんですね(^-^)
どら猫ってどんな猫?
次に、どら猫について調べました!(^^)!
「どら猫」と聞いて思い浮かぶのは、やはり
「おさかなくわえた どらねこ~ おっかけて~」
サザエさんの主題歌ですね!(^^)!
この猫のように、「どら猫」というと、魚をくわえてちょっとふてぶてしい様子がイメージできます。
そして、このイメージは、間違っていないんですよ(^-^)
この歌に出てくる猫が「のら猫」ではなく「どら猫」なのは、「おさかなくわえた」の部分が重要なんです!
このどら猫がくわえているお魚、サザエさん家から盗んだものですよね?
この「盗む」という行為が、「どら猫」たる所以なんです!!
つまり、「どら猫」とは、「飼い主がおらず、よその家からものを盗む猫」のことなんですね!(^^)!

ちなみにサザエさんと同じく国民的アニメの「ドラえもん」
ドラえもんの「ドラ」も「どら猫」からの連想からきているそうですよ!(^^)!


どら猫の語源・由来は何?
「どら猫」という言葉は、実は江戸時代から使われているそう。
当時はエアコンや防犯という意識もなく、ドアや窓を開けっぱなしにしていることも多かったでしょうから、「どら猫」はたくさんいたんでしょうね(^-^)
「どら猫」の「どら」の語源は、いくつか説があるんです。
どらの語源①打楽器の「銅鑼(どら)」
銅鑼(どら)とは、金属でてきた平らな円盤型の打楽器のことです。
この銅鑼は、専用のスタンドにつるして、バチで叩いて演奏します。
中国っぽい音楽の時に、よく使われる印象がありますね!
実際に中国では試合開始前に打ち鳴らされたり、仏事の時に使用されています。
この銅鑼は鐘(かね)の種類でもあることから「鐘をつく」という言葉の響きが、「金が尽きる」というダジャレになったそう!
そこから「金が尽きてしまうほど遊んでいる子ども」を「どら息子」と言いうようになったそうです。
そして、どら息子同様に悪さをする猫も「どら猫」というようになったという説があります。
また「銅鑼を打つ」という言葉は、「遊びにうつつを抜かして、お金を使い果たしてしまう」という慣用句としても使われているんです(^-^)
どらの語源②「道楽」
2つ目の説は、「道楽(どうらく)」という言葉が「どら」の語源になったという説です。
「道楽」には「仕事ではなく、趣味やお酒など遊びばかりをする」という意味があります。
そこから「遊んでばかりの子ども」のことを、「道楽」をもじって「どら息子」と呼ぶようになったそうです。
そんな様子と、悪さをする猫を重ね合わせて、「どら猫」と呼ぶようになったそうです!
どらの語源②「のら」が強調された
「どら猫」とは「のら猫の中で盗みなどの悪さをする猫」という意味で使われています。
この「どら」は、「のら」を強調した言葉という説もあるんです!
確かに「のら」より「どら」の方が、かわいさがなくなってふてぶてしさが感じられる気がしますね!!
のら猫とどら猫の違いって何?まとめ
「のら猫」と「どら猫」の違いをまとめます!(^^)!
「のら猫」も「どら猫」は、どちらも『飼い主がおらず、宿が定まっていない猫』のこと。
ですが明確な違いは、「宿が定まっていない猫』のことをさしているので、『人間にたいして困ったことをするか否か』なんです!!!
つまり飼い主のいない「のら猫」が、魚を盗むなど悪いことをした瞬間「どら猫」に変わるんですね!(^^)!
これから外で猫を見つけたら、「のら猫」なのか「どら猫」なのか、じっと観察していしまいそうです。
「のら猫」から「どら猫」に変わる瞬間が見れるかもしれませんね(*‘∀‘)



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