夏休みの宿題で後回しにしがちなのが、「読書感想文」
みなさんも一番最後に慌ててとりかかった!という経験があるのでは(^^)?
小学3年生であれば、まだまだ親のサポートも必要。
特に本を読むことが苦手な子供さんには、親から本をおすすめしてあげられるといいですね!
今回は小学3年生の本10選と本の選び方・書き方のポイントをまとめていきます♪
まずは親の目線から、子供さんが興味を持ちそうな本をピックアップしてみてくださいね(^^)/
小学1年生におすすめ!読書感想文の本10選と選び方・書き方のポイントは?

夏休みの読書感想文/3年生におすすめの本10選!
夏休みの宿題に出る読書感想文で、小学3年生におすすめの本10選をご紹介します!
どれも「あるある~!」となったり、自分の生活に置き換えて考えられる本です。
ぜひ一緒に読んでみてくださいね(^^)/
くまの子ウーフ
題 名:くまの子ウーフ
作 者:神沢利子
出版社:ポプラ社
遊ぶこと食べることが大好きなくま・ウーフは、いろんなことに疑問を持ちます。
「どうして魚に舌がないの?」「いざというとき、ってどんな時?」など大人がドキッとするような質問をします。
【おすすめポイント】
国語の教科書でもおなじみの物語です。
2019年には刊行から50年経った、言わずと知れた名作ですね!(^^)!
子どもは好奇心の塊ですよね。
そんな子どもの視点に立った作品となっています。
小さなお話がいくつもあるので、気に入った話をピックアップするといいですね!
先生、しゅくだいわすれました
題 名:先生、しゅくだいわすれました
作 者:山本悦子
出版社:童心社
あらすじ
宿題を忘れた主人公のゆうすけ。
担任に口から出まかせのウソでごまかします。
そこで先生から「ウソは笑えるようなものがいい」とアドバイスされます。そこでゆうすけは宿題を忘れても怒られない方法を思いつきます。
【おすすめポイント】
宿題は子どもにとって嫌なものになりやすいですよね。
学校の話は子どもも入りやすく、またこの物語はテンポよく進んで面白いので親子で楽しめます!(^^)!
シールの星
題 名:シールの星
作 者:岡田淳
出版社:偕成社
三年生のあるクラスでは、「テストで百点をとった子には、シールをあげることにする」というルールができます。
クラスの子たちはそのシールが欲しくて一生懸命勉強するようになりました。しかしある日、ルールが変わり・・・。学校で配られるシールを競って、クラスメイトと一体となっていきます。
【おすすめポイント】
テストで満点をとればシールがもらえるのは、子供にとって魅力的な話です。
しかし、ご褒美は本来は勉強の目的になるものではないはず。
子どもだけでなく、大人にとっても考えさせられるお話です。
おはようスーちゃん
題 名:おはようスーちゃん
作 者:ジョーン・G・ロビンソン
出版社:アリス館
あらすじ
主人公の女の子スーちゃんはちょっとだけお転婆さん。
最初のお話は、スーちゃんがお気に入りのお人形さんたちと庭でおままごとをすることから始まります。
土で作ったケーキを特別な日にだけ使う用のお皿においていたり、土だらけの階段やキッチン、花壇から抜かれたお花、庭に持ち出された大事な銀のケーキナイフ・・・!
ごちゃごちゃに散らかっています。
さて、スーちゃんのママはどんな風に対応したのでしょうか?
【おすすめポイント】
どのお話もかわいらしく、心があたたかくなるものばかりです。
一つ一つが短すぎず、ちょうどよいボリュームなので、飽き性の子でも読みきることができると思いますよ(^^)
親子で普通の女の子の日常を、共感や親近感を抱きながら読むことができるでしょう♪
とんだトラブル!?タイムトラベル!
題 名:とんだトラブル!?タイムトラベル!
作 者:友乃雪
出版社:岩崎書店
あらすじ
ある日、主人公の家の壁から大人と子どもが飛び出してきます。
その二人は主人公の男の子の過去と未来からやってきたと伝えます。
二日間どう過ごすのでしょうか。
とある危機から二人はやってくるのですが、その展開がおもしろく大人も引き込まれていきます!
全てルビつきなので読みやすくなっていますよ(^^)
大どろぼうホッツェンブロッツ
題 名:大どろぼうホッツェンブロッツ
作 者:プロイスラー
出版社:偕成社
おばあさんの大切なコーヒーひきが、大泥棒のホッツェンブロッツに盗まれてしまいます。
そこで魔法使いや妖精たちが登場して、大活躍します。
おばあさんの大切なコーヒーひきを取り戻すスリルあるお話となっています♪
わらうきいろオニ
題 名:わらうきいろオニ
作 者:梨屋アリエ
出版社:福音館書店
赤でも青でもない黄色いオニは山のふもとへおり、人間の通う学校を見つけます。
子どもたちと仲良くなりたくて近づきますが、「黄色いオニなんて変だ」といじめられてしまいます。そこできいろオニは子どもたちにおもしろがってもらおうと、無理をし始めます。
ですが、だんだんそんな自分のことが好きになれなくなり・・・。
【おすすめポイント】
「友達になりたい、嫌われたくない」という気持ちは、誰にでもあるものです。
悩みながらも自分を受け入れ、「自分は自分のままでいいんだ!」と気づいてほしい。
そんな大人の気持ちを感じさせる本です。
紳士とオバケ氏
題 名:紳士とオバケ氏
作 者:たかどのほうこ
出版社:フレーベル館
あらすじ
とある紳士はいつも夜の12時前には寝ることにしていますが、ある晩もう一人の住民に気が付きます。
紳士は真面目で、毎日を判で押したように規則正しく過ごしています。
会社でも仕事一辺倒で友達も一人もいなかった紳士。
ただ規則正しく送るだけだった毎日でしたが・・・
おすすめポイント:毎日の生活の中に小さくても喜びを感じることができる幸せを教えてくれます。
あたしってしあわせ!
題 名:あたしってしあわせ!
作 者:ローセ・ラーゲルクランツ
出版社:岩波書店
あらすじ
眠れない日は羊を数えるといい、といいますが主人公の女の子・ドゥンネはその日に起こった幸せだったことを数えます。
小学校に上がる前に緊張していたドゥンネでしたが、大好きな友達ができたことで喧嘩をしたりしつつも毎日幸せです。
ですが、その親友が引っ越すこととなり・・・
【おすすめポイント】
羊の代わりに毎日起こった幸せなことを数えるって、とっても素敵ですよね♪
当たり前の生活に慣れている中でも、小さな幸せが心を温めてくれることを気づかせてくれます。
この本は文字が大きく読みやすく漢字にはルビがふってあるので、一人読みでも楽しめますよ♪
小学3年生の読書感想文の本の選び方は?
小学3年生ともなると、読むページが増えてきます。
なので、子ども本人が興味をもてて最後まで読み通せる本を選んだほうがよいでしょう!
特に次の4点を注意すると良いですよ(^^)/
- 興味のあるテーマや設定の本を選ぶこと
- どのタイプの本が読みやすいか知る
- 自分の気持ちがたくさん動く作品を選ぶこと
- 実際読んで「違うな」と思ったら思い切って違う本に変える
自分の日常生活での「あるある」だったり、家族やお友達との関係など、にじかに感じられる題材だと、子ども自身もすんなりと話の世界に入りやすいですね。
ぜひ親子で一緒に選んでみてくださいね♪
小学3年生の夏休みの読書感想文の書き方のポイント!
読書感想文の題材として選んだ本を一回読み切ったら、感想を手短に書いておきましょう。
そのあと2、3回読み、その時々メモでを書くと、後々読書感想文を書く際に役立ちますよ。
また、登場人物の立場に立って、どういう気持ちだったか、どういう意図だったのかを考えながらメモをとるとより分かりやすい文章になります。
書き方としては何点かコツがあります。
- 簡単な文章ルール(題名は2、3字あけるなど)を守ること
- 書き出しはインパクトある文にすること
- 小学生読書感想文全国コンクールの文を読んでみること
これらに倣ってみると、断然書きやすくなりますので参考にしてくださいね(^^)/
読書感想文/3年生におすすめの本10選・選び方・書き方まとめ
小学校3年生ではある程度長い文章を読めたり、書けたりする年齢になります。
なので本の選び方のポイントとしては、「長い文章であっても飽きずに最後まで読み切れるか」が一番重要となってきます!
面白くなければ最後まで楽しく読み終わることができないので、読書感想文が書けなくなってしまいますね。
読書感想文はあくまでその子がどう思ったのか、感じ取ったのかをまとめる作業になります。
日常生活や家族・お友達との関係など、自分に置き換えて何かを感じられるお話を選ぶといいですね(^^)/
小学1年生におすすめ!読書感想文の本10選と選び方・書き方のポイントは?

小学2年生におすすめ!読書感想文の本10選と選び方・書き方のポイントは?

小学6年生におすすめ!読書感想文の本10選と選び方・書き方のポイントは?

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