小学校1年生にとって、初めての夏休み。
宿題は計画的に終わらせたいですね!
夏休みの宿題で時間がかかるものの一つに、「読書感想文」があります。
親にとっても初めてなので、
「どんな本を選べばいいの?」
「読書感想文の書き方って、どう教えればいいの?」
と悩んでしまいますよね。
今回は小学1年生の夏休みの宿題の読書感想文におススメな本と、その書き方についてまとめていきます!
親子で色々と話しながら、楽しくすすめてくださいね(^^)/
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読書感想文/小学1年生におすすめの本10選!
小学1年生の夏休みの宿題に出る読書感想文におすすめの本10選をご紹介します!
どれもとても読みやすく楽しい本なので、ぜひ親子で読んでみてくださいね(^^)/
一さつのおくりもの
題 名:一さつのおくりもの
作 者:森山 京
出版社:講談社
あらすじ
主人公のクマタはお気に入りの本があります。
何度も読み返し好きな絵をじっくり眺めることが大好きです。その中のお話と同じ場面が自分に訪れます。
それは自分が一番大事にしているものをプレゼントするお話でした。
クマタは自分だったら、大好きな本はあげられないと思っていましたが、このきっかけにより人にプレゼントをするとき何をあげるのが大事か考えます。
【おすすめポイント】
人にプレゼントをするときってすごく悩みますよね。
その時に自分が大事な物を渡せるかどうか、がこの本の主題です。
比較的読みやすく、親子でも贈り物について話せるきっかけになる本になると思います。
エルマーのぼうけん
題 名:エルマーの冒険
作 者:ルース・スタイルス・ガネット
出版社:福音館書店
9歳の男の子である、エルマー。
野良猫か、かわいそうなりゅうの子どもの話を聞きます。
どうぶつ島に閉じ込められているりゅうの子供を救うために、エルマーは冒険の旅にでます。
【おすすめポイント】
テンポよく話が進められていて、読んでるうちに引き込まれる冒険話です。
挿絵も多く、想像力が掻き立てられます。
想像力を働かせて読書感想文を書くのも良いですね!
『エルマーのぼうけん』は読んだことがあるという子供さんは、同じシリーズの『エルマーとりゅう』『エルマーと16ぴきのりゅう』もおすすめです。
しっぱいにかんぱい
題 名:しっぱいにかんぱい
作 者:宮川ひろ
出版社:童心社
運動会でヘマをして、ひどく落ち込んでしまう主人公の女の子。
誰の話にも耳を傾けず悩んでしまいます。おじいさんの家へ遊びに行き、集まっていた家族で失敗談をネタとして話すのをみて、主人公も胸中を吐露します。
【おすすめポイント】
初めての小学校生活で、失敗やうまくいかないことを経験した子供さんもいるのではないでしょうか。
失敗しても大丈夫!次またがんばろう!
そんな気持ちを、この物語がお子さんに教えてくれますよ(^^)
まほうのじどうはんばいき
題 名:まほうのじどうはんばいき
作 者:やまだともこ
出版社:金の星社
主人公は学校の帰り道で自動販売機を見つけます。
それは普通の自動販売機とは違い、商品の見本やお金をいれるところもない不可思議なものです。主人公は何の自動販売機なのか不思議に思い、使ってみることにすると・・・
【おすすめポイント】
奇想天外な話となっていて、次に何が起こるのかワクワクしながら読める『まほうのじどうはんばいき』。
大人もドキドキワクワクして、読み進めてしまいます!
秋篠宮悠仁さまのご誕生をお祝いした童話コンテスト「創作童話コンテスト」の優秀賞受賞作です。
ぼくはアフリカにすむキリンといいます
題 名:ぼくはアフリカにすむキリンといいます
作 者:岩佐めぐみ
出版社:偕成社
アフリカに住んでいる、退屈なキリン。
手紙を書いてみると、それをペンギンが受け取ります。
退屈なキリンと手紙を受け取ったペンギンは、ひょんなことから文通を始めことに・・・。
【おすすめポイント】
味わいの絵も楽しめる、おススメの一冊です。
昔、異国間同士でペンパルが流行りました。
お互い知らないもの同士がふとしたことで繋がり、手紙を通して知ります。
手紙の内容が面白く、親子で楽しめる本となっています(^^)/
からすのパンやさん
題 名:からすのパンやさん
作 者:加古里子
出版社:偕成社
黒いカラスの夫婦に、色とりどりのカラフルな4つ子が生まれます。
しかし、子供たちの育児と仕事の二足わらじは想像以上に大変!
次第に家計は火の車となっていき・・・。
【おすすめポイント】
うちの子たちも大好きな本です!
黒いカラスからカラフルなカラスが生まれてくるなんて、想像力豊かなお話ですよね(*’▽’)
子供が生まれたことで仕事が予想以上に大変になる部分は、親側からしたら共感の嵐です・・・!
親子で読むことで、互いの視点が学べますね♪
三びきのやぎのがらがらどん
題 名:三びきのやぎのがらがらどん
作 者:マーシャ・ブラウン
出版社:福音館書店
たくさんの草を食べるために、橋の向こう側へわたることを決心した三匹のヤギのがらがらどんたち。
しかし、橋をわたっている途中で鬼に出くわし・・・!
【おすすめポイント】
ノルウェーの昔話です。
読んだことある方も多いのではないでしょうか?
この物語では一番大きなヤギが、鬼に立ち向かいます。
困難に立ち向かうことや勇気について学ばせてくれます。
挿絵が独特なので、見ているだけでも楽しめますね♪
いちごばたけのちいさなおばあさん
題 名:いちごばたけのちいさなおばあさん
作 者:わたりむつこ
出版社:福音館書店
かわいい実をつけたイチゴを栽培するおばあさんは、その果実に色を付けることが仕事です。
春はまだ先なのに暖かくなってきたので大忙しでしたが、突然雪がふり始めて・・・。
【おすすめポイント】
ロングセラー&名作です!
ちいさなおばあさんは水を汲んだり、石を砕いたりして力仕事もこなします。
独自の調合で作りだした赤い水をつけて、イチゴに色をつけるシーンには、大人もワクワクします。
働くことの楽しみが伝わるでしょう♪
はれときどきぶた
題 名:はれときどきぶた
作 者:矢玉四郎
出版社:岩崎書店
あらすじ
主人公の男の子は、お母さんに日記を読まれてしまいます。
そこで驚かすために、未来の日付で嘘の日記を書きます。
それが現実に起こってしまい・・・。
でたらめの未来日記を書いたところ、現実となってしまい混乱した主人公がお母さんのお芝居だと考えはじめます。
【おすすめポイント】
空飛ぶ金魚、えんぴつの天ぷらなど、非日常へ引きこまれていくいく主人公のとまどいや不安がおもしろおかしく描かれていて、飽きることなく読めます♪
自分だったらどんな日記を書くのか、親子で書いてみるのもいいですね(^^)/
スイミー
題 名:スイミー
作 者:レオ・レオニ
出版社:好学社
あらすじ
スイミーは赤い仲間たちの中でたった一匹の、小さな黒い魚です。
しかし、泳ぎは一番早かったので大きなマグロの襲撃から生き残りました。
仲間を失ったスイミーは海の中で放浪していると仲間たちに似た赤い魚たちに出会います。
一緒に泳ごうと誘いましたが、赤い魚は大きな魚が怖くてその場にとどまったままでした。
そこでスイミーはある提案をします。
【おすすめポイント】
物語は少し悲しいですが、絵がとてもきれいで読書感想文にそのことを書いてもいいでしょう。
小さな魚たちが頭を使って大きな海へ泳ぎにでるのは冒険心がくすぐられますね(^^)
小学1年生の読書感想文の本の選び方は?
小学1年生で本を選ぶ重要な要素は、「子供自身が面白い!楽しいと思えるか」です。
また、子供にとって読みやすい作品かどうかというのも意識したほうがいいですね。
本には対象年齢が書いてあるので、子供の年齢の目安にしてみるのも手です♪
小学一年生ではまだ文字を読むのが不慣れで、一冊読み終わるのに時間がかかってしまうこともあります。
飽きる前に読み終わるくらいのボリュームの本が、ちょうど良いと思います。
親目線になるとどうしても「その本がどれだけ有名なのか」とか、作者の評価が気になってしまいますが、本はフィーリングで選んでいいんですよ(^^)/
特に小さな子供は飽きっぽいところがあるので本人が「この本がいい!」といえば、その通りにしてあげたほうが読書感想文を書くときにも負担が少なくなります。
小学1年生の読書感想文の書き方のポイント!
小学一年生の夏休みだと、50音が書けるようになったところですよね。
文章を書くのに時間がかかったり、苦手なのは仕方ないです(^^)
年齢的に読書感想文の規定である800文字以内書くのは、てこずってしまいますね。
なので、書く前に親子で本の内容を話し合ったり音読するのをおススメします!
読書感想文は小論文と違って感想を書けばよいので、子供が思ったように感じた通りに書いていいです。
ただ、読書感想文でも名前の書き方や文章の書き出しにはルールがあります。
そのあたりは最初に教えてあげたほうが良いでしょう。
また、書くときは三段階にわけて書き出すとスムーズにできます。
- 本を選んだ理由や本の紹介
- 印象的な場面や思ったこと
- 自分の意見
このように段落を決めて書くことをおススメします♪
夏休みの読書感想文/小学1年生におすすめの本10選・選び方・書き方まとめ
小学校1年生では、文章を読んだり書いたりすることが不慣れである子が大半です。
なので、ハードルを上げずにその子が気に入った本で、年齢対象も同じ程度の本を選ぶのがいいですね。
読書感想文はあくまでその子がどう思ったのか、感じ取ったのかをまとめるもの。
本人が楽しんで読めなくては、書くのが難しくなってしまいます。
親側は書かせようと焦らしたりするのではなく、子供さん自身が本を楽しんで読めるようにサポートしてあげましょう♪
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