2018年11月10日(土)22時10分~23時10分放送の『陸海空 地球征服するなんて』
今回の放送は、「スイスで一番有名な日本人は誰!?」です\(^o^)/
地理に弱い私はスイスについて何にも知らなかったので色々検索していると、
「スイスの日本人パン屋 高橋裕則」という人物を発見しました!!!
パン屋さんが有名(゜o゜)?
とっても謎だったので、詳しく調べてみました!(^^)!
11月10日追記 スイスで一番有名な日本人TOP10!
スイスで一番有名な日本人TOP10は・・・
10位 坂茂(建築家) 13票
世界初の木組み式の木造7階建てのビルを作った。
震災の被災者を救うために、紙の仮設住宅を建設した。
9位 村上春樹(作家)
8位 石井健雄(ヨーデル歌手) 25票
スイス人よりうまいヨーデルを歌う国民的人気の71歳歌手。
童謡をアレンジした「チキンヨーデル」という動画が話題になり、2度目のブレー
ク!
→https://nacchi33.net/entry/chikyuseihuku-tchikinyoderu/
6位 宮崎駿(アニメ映画監督) 27票
6位 久保裕也(サッカー選手) 27票
5位 田中伸二(料理人) 票
スイスで和食レストランをオープン。
ズケ丼を出す田中さんの店が、スイスで一番おいしい魚料理だと話題に!
日本食ブームのきっかけは、1998年の冬季長野オリンピックだった。
人気メニューは「アンコウの西京味噌クリーム」
4位 黒沢明(映画監督) 票
3位 高畑勲(アニメーション作家) 53票
「アルプスの少女ハイジ」が大ヒット!
スイス人が見ても違和感がないリアルな出来で、日本人が造ったことを知らない
スイス人もいた。
ハイジの制作のために、海外では初のロケハン(下見)に来た。
2位 葛西紀明(スキージャンプ選手) 63票
46歳で現役アスリート!
オリンピックの活躍が知られている。
スイスはウィンタースポーツ大国。
1位 大阪なおみ(テニス選手) 83票
スイスはテニス強豪国。
今一番話題の人物!
高橋さんはランクインしていませんでしたが、スイスでは日本食が人気のようですね(^O^)
スイスの日本人パン屋・高橋裕則とは?
高橋裕則(たかはし ひろのり)さんは、スイスで人気のパン屋「HIRO TAKAHASHI」を営むパン職人です。
高橋裕則さんの出身は新潟県村上市。
明治時代から続く創業120年の城下町のパン屋が高橋さんの実家で、高橋さんで4代目になります。
高橋さんの曽祖父が、東京で銀座・木村屋とともに日本のパンの歴史を開いた三河屋からのれん分けを許されて開業したんだそうです。
高橋さんは一人っ子でもあり、家業を継ぐのが当然のような環境にありましたが、「人とは何か違うことをしたい」と常に思ってきたといいます。
18歳で上京し、誠心調理師専門学校でフランス菓子を学んでいた高橋さん。
学校から命じられ、テレビ番組「テレビチャンピオン」シリーズの中で、パンの欠片を食べて銘柄を言い当てる「パン通選手権」に出場し、準優勝します!
この準優勝がきっかけで、卒業後も教員として学校に残ることになった高橋さん。
海外研修のため生徒を引率し、ルツェルンのパン・製菓協会の学校「リッチモント ( Richmont ) 」、パリのホテルリッツの料理学校などを何度か訪ねる機会に恵まれました。
こうした中「自分が作っているものはヨーロッパのもの。ヨーロッパを知らずして作って良いはずがない」と感じていた高橋さん。
1999年に洋菓子の修行の為スイスに渡るも、パティシエビザが取得出来ず和食店にて寿司鉄板やデザート全般を担当します。
2002年にパティシエの正式ビザを取得した高橋さんは、チューリッヒ5つ星ホテル 「SAVOY BAUR EN VILLE サヴォイ・バウアー・アン・ヴィル」のシェフ・ド・パティシエに就任します。
2010年には妻の勧めもあり、チューリヒ中心部から電車で10分弱の住宅地にあるAdliswilに念願のオーナー店「Hiro Takahashi」をオープンしました!(^^)!
大人気パン屋「HIRO TAKAHASHI」
開店して5カ月がたつ頃には、「HIRO TAKAHASHI」の評判はチューリヒに留まらず、スイス全土に広がっていました。
スイスでは、パンはスープと一緒に食べる習慣があるため、固いパンが主流だそうなんです。
なので、高橋さんの作る日本風のパンはこれまでにないやわらかさだと評判になりました。
新しい物好きの人や、日本を訪れたことのあるスイス人が足繁く通い、週末になると、スイス西部のジュネーブやローザンヌからわざわざ3時間かけてやって来る人もいるほど人気だそうです\(^o^)/
毎日30種類のパンを300個販売している「HIRO TAKAHASHI」では、一番人気はメロンパン(^_^)
「ふわっと軽くて、味が特別。以前食べておいしかったので同僚の分も買いに来た」と話すお客さんもいるそうです。
あんパンやメロンパン、クリームパン、カレーパンなど人気の菓子パンは予約しておかないと売り切れてしまうこともあるそうです!
高橋さんのお店では、あんパンなどの甘いパンは3フラン(約370円)、カレーパンなど惣菜パンは3.5フラン、食パンはサイズによって7フランと20フラン。
3スイスフランは、日本円にすると200~250円程度だそうです。
物価が高いと言われるスイスのパンと変わらない価格設定も、高橋さんのパン屋の人気の秘訣のようです!(^^)!
高橋さんは今後も、食を通じて日本の文化をスイスで伝えていきたいといいます。
「相手の体のことを考えて、塩分や甘さを控えて作ること」が日本人独特の”思いやりの心だ”といい、そうして作った自分のパンを売ることで「日本の心を広めていけたら」と話しています。
奥さんの不慮の事故死
高橋さんのパン屋「HIRO TAKAHASHI」の人気がじわじわと浸透し、多くの現地メディアが高橋さんと日本の菓子パンをとりあげるようになっていきました。
ところが2012年、開店3年目で軌道に乗り始めた矢先に、共に店を立ち上げた高橋さんの奥さんが40歳という若さで、不慮の事故で他界。
一時は帰国も考えた高橋さんでしたが、「店を続けることによって彼女が生きた証しがスイスに残る。今後も彼女の意志を継いでここで続けていけたら」と、妻の生きた証を残すためにスイスでパン職人として生きる決意を新たにしたそうです。
スイスで有名な日本人パン屋・高橋裕則 まとめ
新潟の老舗パン屋の4代目でありながら、「ケーキやパンをつくることを仕事とする以上、製パンや製菓技術が生まれた地で、その地の風土や生活をもっと深く知りたい」とスイスへ渡った高橋裕則さん。
2010年にはパン屋「HIRO TAKAHASHI」をオープンさせ、日本のパンを通して客の嗜好に合わせる「和」の精神をスイスの人々に伝えています。
そんな高橋さんのパン、一度食べてみたくなりました!(^^)!
スイスでは、他にも意外な日本人が有名なんです!

世界では、こんな日本人が有名なんですね(^O^)
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