断乳・卒乳は2歳以降でもワンオペでも成功する!3つのポイントは?
長女ハナの断乳から1週間。
ほんっと快適です!!!
ご飯は良く食べるし、お昼寝はしなくなったものの夜はコロッと寝てくれるし、夜中に起きる回数も減って、目を覚ましそうになっても勝手に寝てくれる!
先日はお祝いに、6年ぶりにお酒を飲みました☆
と言っても缶チューハイですがね。
もう最高です\(^o^)/
思い切って断乳決行して良かったです!
実行する前、私には断乳するにあたって気がかりなことがありました。
- 2歳以降の断乳は、執着が強く難しいのではないか
- オットの協力が期待できないワンオペ育児でも、一人で乗り切れるか
の2つです。
でも、二人とも形は違えど、無事におっぱいとバイバイできました\(^o^)/
普段ワンオペ育児のわが家での、卒乳・断乳の体験を記録しておこうと思います!
ワンオペ育児中のお母さん、卒乳・断乳に頭を悩ませているお母さん、ぜひ参考にしてみてくださいね(^_^)
断乳と卒乳の違いはこちらからどうぞ^_^

わが家のおっぱい事情
わが家はタロ・ハナ共に完全母乳で育ちました。
寝るときは添い乳。
当然、私がいないと寝れませんでした(*_*;
夜中も3~5回ほど起きて、おっぱいをくわえないと眠れません。
と言っても完全に目が覚めたり、泣き出すようなことはなく、「うぅ~~ん(~_~)」とぐずった時点でおっぱいをくわえればそのまま寝てしまうので、そこまで大変とは思っていませんでした。
でも、眠りが浅く、寝たと思っておっぱいを外すとまたぐずり、再度おっぱいをくわえて・・・と2時間も3時間もその体制のまま!なんてこともありました。
私か子ども、どちらかが体調が悪い時なんかは、やっぱり辛かったですね(T_T)
2歳過ぎまでおっぱいを続けた理由
2人とも2歳を過ぎて、おっぱいにバイバイしました。
もともと、2歳まではおっぱいを飲ませようと思っていたんです。
というのも、WHO(世界保健機構)が定めている「乳幼児の栄養法」のガイドラインでは、
母乳は2歳以上まで、頻繁に、子どもの要求に応じて与えましょう
とあるからです。
その理由として、
- 抗アレルギー物質、ビタミン、ミネラル、たんぱく質、脂質などの栄養素を子どもに与えられる
- 免疫成分を子どもに与えられる
- 子どもが精神的に安定する
- 長く母乳を飲んでいた子ほど認知能力が高い
- 母乳を長く飲んでいた子は、成長してから生活習慣病のリスクが低下する
などなど、メリットがたくさんあるそうなんです☆
「1歳を過ぎたら母乳は水と同じ」なんて聞いたことありませんか?
コレ、嘘なんですって!!!
母乳は、新生児には新生児に、1歳児には1歳児に、2歳時には2歳時にピッタリの成分になるそうなんです!
すごい!(^^)!
ただ、鉄分など母乳では補いきれない栄養成分もあるので、食事をとりながらということが大事です。
更に世界に卒乳年齢平均は4.2歳!!
1歳、1歳半頃に離乳することが多い日本人がいるのに対し、5歳6歳で授乳している国もあるってことですね!
世界を見ても様々な授乳事情、わが家でも2人の卒乳(断乳)は時期も様子も違ったので、それぞれの場合をお話しますね。
長男タロの場合(2歳3カ月で卒乳)
タロは2歳3カ月で卒乳しました。
当時、私の周りでは1歳を過ぎると断乳する子が多く、2歳過ぎても飲んでいる子はタロくらいでした。
といっても、1歳10か月頃からは日中の授乳は自然となくなり、お昼寝の時、夜寝る時~朝方のみ。
ですが、眠りが浅い方だったタロは、夜中にも4回程は飲んで(くわえて)いたんです(@_@;)
しかもくわえたまま寝るのがクセになっていたので、わたしもその体勢のまま何時間も・・・なんてこともザラでした。
断乳を意識しだしたのは2歳のお誕生日前から。
お誕生日を最後に断乳しようと、軽く言い聞かせていました。
その頃にはタロはもうしっかり会話ができていたので、「わかった~(●^o^●)」なんて言ってました。
でも、タロのお誕生日当日、私が熱を出してしまったんです(*_*;
当時からワンオペ状態だったわが家では、オットではタロを寝かしきれず、結局私が添い乳で寝かすことに。
また時期を改めようということになりました。
そうこうしているうちにタロの未修園児入園の時期になり、体験入園があったり、準備でバタバタする中決行する気にはなれず。
2歳2カ月で入園して、新しい環境に慣れて落ち着いてから・・・と思っていると、ハナを妊娠していることがわかりまして!(^^)!
産婦人科の先生に相談したところ、「上の子の授乳を止める必要はない。お腹が張ったり、出血するようなことがなければ続けて大丈夫だよ」と言って頂けました。
まだ、タロには赤ちゃんのことを話していなかったんですが、タロから驚きの言葉が!
「ぱーぱい(おっぱい)、おいしくなくなった(-_-)」
妊娠したことで、母乳の味が変わったんでしょうね。
「そっかー、じゃあお茶にする?」とお茶を入れたマグを渡すと、「うん」と言ってお茶を飲み飲み寝てしまいました\(^o^)/
次の日もおっぱいを飲んでみるものの、「苦くなった~」と言ってお茶を飲んで寝ました。
3日目には1度もおっぱいをくわえることなく、寝るようになっていました!
オットの助けもなにもなくw、あっさりとおっぱいを飲まなくなりました。
こんな感じで、タロへの授乳は正に「卒乳☆」という終わり方をしたのでした(*^^)v
長女ハナの場合(2歳6カ月)
ハナにも2歳まではおっぱいをあげようと思っていました。
それまでの経緯は、タロとほぼ同じ。
2歳前にはお昼寝と夜寝る時~朝方までおっぱいをくわえるだけだったのですが、眠りが浅く、2、3時間くわえつづけることも・・・(*_*;
2歳のお誕生日に軽く「おっぱいばいばいしようか?」と言ってみるも、「イヤ~(^o^)」と言われ、「ま、まだいいか」と。
ハナが末っ子の予定なので、私自身が最後の授乳を惜しむ気持ちもありましたね。
2歳6カ月の時点で幼稚園の未修園児クラスに入園するので、それまでには・・・と思いつつ、日々のバタバタに終われ4月に入り、「幼稚園に慣れたころでいいか~」と思っていたら、ある日ハナが「お茶飲んで寝る!」と言いだしまして。
ハナは普段からお茶が好きだったので、疑いながらも「じゃあおっぱいにバイバイしてね」とバイバイさせ、寝ることに。
ですがハナもそんなつもりではなかったらしく、泣く泣く(T_T)
もちろん、オットは不在。
タロも泣き声にうんざりしてきて、「眠れないからおっぱいあげてよ~」という始末。
一度は泣き疲れて抱っこで寝たものの、夜中はどうしても寝ず、おっぱいをあげてしまおうかと思いましたが、とりあえず3日はがんばってみようと、抱っこで外に出てお月さまを見てみたり、ソファに座ってお話してみたり。。。
ハナは泣いたりウトウトしたりしながら、朝を迎えました。
2日目には「おっぱいちょうだいよ~」とぐずりはするものの、涙を流して泣くことはなく、寝られました!
3日目にはおっぱいと言ってみるけど半分冗談のような感じで、4日目にはふざけて服の上からおっぱいを飲む真似をしてニヤニヤする余裕も出てきました(笑)
4日目には腕枕だけで寝られるようになり、本当に3日の辛抱だと身を持って体感しました!
卒乳・断乳を成功させる3つのポイント
2人の卒乳・断乳を終えて、断乳を成功させるためのポイントに気付きました!
なっつが考えるそのポイントを3つ、まとめてみました。
ポイント1.話が通じる年齢で始める
2人とも言葉がしっかり通じる2歳以降に卒乳・断乳しました。
お母さんの話が理解できる=納得できるというわけではありませんが、少なくとも繰り返し話をする上で、子どもが理解できているかということは大きいと思います!
実際、ハナは初日はかなり泣いて夜を過ごしましたが、「お姉さんになるね」「おいしいものたくさん食べようね」「楽しみだね」と、おっぱいをやめることをポジティブに考えられるような言葉かけをたくさんしました。
ハナは泣きながらも、じっと聞いていました(^_^)
また、「大好きだよ」「ハナ、がんばってるね」とたくさんたくさん伝えました。
たくさん抱きしめました。
ハナも「だいすきだよ」と答えてくれ、徐々に落ち着いて眠れるようになりました☆
また、一度理解して納得できるとそれ以上執着することはなかったのは、2歳以上という年齢になっていたからだと思います。
言葉のやり取りができる年齢であれば、いつおっぱいとさよならするか、お子さんに聞いてみるのもいいかもしれませんね(●^o^●)
ポイント2.お母さんの意思を曲げない
これは、断乳についてのどの本やサイトにも書いてありますよね。
一度決行したら、子ども・お母さんが体調を崩したり、子どもの情緒が不安定になるなどの状況が起きない限り、中断したり、「最後にもう1回だけ・・・」とおっぱいをあげたりしてはいけません。
私の場合は、ハナが初日に
「どうしてのんじゃダメなのぉ(T_T)」「おねがいだからのませてぇ(T_T)」
と言ってきたのが辛く、「今、断乳を始めたのは間違いだったのかな・・・」と泣けてきました。
ですがここで断乳をやめると、今までハナと一緒にがんばってきた時間がムダになるんだと思い、希望が持てるような、ポジティブな言葉をたくさんかけて乗り越えました。
きっと断乳をするにあたっては、たくさんたくさん悩んで決めたと思います。
実行したということは、今がそのタイミングだったんだ!と意思を強く持って、根気強く向き合いましょう。
お母さん自身も「断乳できたら乾杯しよう♪」とか「子どもを預けてオットとディナー♥」などのご褒美を楽しみにがんばりましょう!(^^)!
ポイント3.周りの協力を求めすぎない
断乳と言うとだいたい
- 「パパのお休みの日に合わせて行いましょう」
- 「実家に協力してもらい、お母さん以外の人と寝ましょう」
と書いてありますよね?
ですが私は、一応オットもいますしw、実家も近いですが、ハナと二人で断乳を乗り越えたと自負しております\(^o^)/
多忙なわが家のオットのお休みの日を待っていたのではいつになるかわかりませんし、オットの休みに合わせて断乳の日を決めるというのも、なんかね~と思って。
夜中に泣いているときに助けてほしいなと少し思いましたが、ハナもママっ子なので余計に泣くかもしれないし、断乳後も私が寝かしつけることになるので、最初から普段通りにしよう!と思ったのです。
私の性格的に、もしオットにも負担がかかり、「やっぱりおっぱいあげたら?」なんて言われたら「キーっ(`´)!」となってしまったと思うので(笑)、あてにしなくて良かったです!
オットが寝不足でフラフラと仕事に行っても心配ですしね!
ひとつ気にしたことは、次の日に予定がないこと!
オットは翌日も仕事でしたが、いつもより早く出ていくという日ではなかったですし、タロは春休み中で翌日は予定がなく、フリーでした。
つまり、家族の気持ちに余裕がある日に行ったということです(^v^)
実際に翌日は寝不足で、ハナもお昼寝をしましたが、予定もなく一日家で過ごしたので、十分寝かせてあげられました♪
時間や予定を気にすることなく、お散歩したり公園で遊んだりと、ゆったりのんびりと過ごすことができました!
私自身、ハナの号泣と寝不足で辛かったのは1日目だけで、2.3日目はグズるものの泣くことなく寝られましたし、1週間たった今では毎晩「ママだいすきだよ(*^_^*)」と言って寝てくれます♥
ハナとの絆がより深まったと思います♪
お母さん一人でも断乳できるんだよ!
と声を大にして言いたいです☆
2歳以降のワンオペ育児の卒乳・断乳 まとめ
2人を完全母乳で育てて卒乳・断乳した今、少し寂しい気持ちはあります。
授乳している2年半は、ほんとに母子べったりの期間だったので。
ですが、タロの時から5年間、病気の時も子どもを怒って自己嫌悪で泣いた日も、タロ・ハナとひっついて寝た日を忘れることはないです。
このしぼんだおっぱいも誇らしく思います(笑)
そして正直自分の好きな体勢で眠れるのは、かなり快適ですね\(^o^)/
おっぱいから卒業し、新しい世界を広げていく子ども達を、これからもたくさん抱きしめようと思う毎日です(*^_^*)
断乳と卒乳の違いと方法についてはこちら⇩

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